

安心・安全の理由
私たちが取り扱う中国野菜は、「安心・安全」を実現するための徹底した管理体制のもとで栽培・生産されています。
栽培環境の整備から生産工程の管理、品質チェックに至るまで、各段階で厳しい基準を設け、信頼いただける
商品づくりに取り組んでいます。
1.栽培管理 有機栽培
日本の農林水産省による「有機JAS認定」を取得している栽培基地で、より自然に近い状態で、有機肥料と天然系農薬を使用した、有機栽培を実施しています。
主な使用肥料は、化学的なものが合成されていない生産工場自ら製造する「堆肥」と「有機肥料」です
◆使用農薬は、有機JASで認定される「天然系農薬」です◆粘着式の捕⾍テープや、灯で誘引する殺⾍灯、防⾍ネットで⾍対策をしています
◆隣畑とは6m以上の間隔をとり、農薬飛散防止しています
◆定期的に土壌と水質の検査をしています
◆使用する備品などの使用状況や洗浄記録をつけています
◆畑での作業記録、肥料・農薬記録などをつけています
◆近隣畑の使用農薬、栽培及び作業内容を記録しています
◆畑には責任者を配置し、監督をしています
◆収穫前に、残留農薬検査で安全を確認しています
◆収穫後はトレースが出来るように、番号管理をしています
◆有機JAS認証の視察を1回/年、受けています(日本の認証機関による視察)
◆有機JAS認証機関による定期的な講習会(有料)に、栽培関係者が参加しています
有機JAS認定を取得している畑では、作業内容についての詳細な記録表が管理されています。
また、作業者自身も講習会に参加することによって、有機栽培のしくみを理解しています。
収穫シーズンごとに残留農薬検査を、⽇本に輸出する前の最終包装時に微⽣物検査を実施しています。
私たちが取り扱う商品は、きちんと検査を受けて「安⼼・安全」であることが確認されなければ出荷される事はありません。
さらには、弊社が扱う食材は「有機栽培」のものでなくても、きちんと管理がされており、安心・安全な栽培である事を確認しています。
2.生産管理 (収穫後~袋詰めまで)
栽培管理した原料は、収穫当⽇に⽣産⼯場へ運び込まれ、その⽇の内に洗浄やカット、
ブランチング(殺菌⽬的や変質や変⾊を防ぐ⽬的などにより、70〜80%程度ゆでる作業)などの下処理をして、凍結させます。
収穫から下処理をして凍結するまでのスピード、下処理の温度と時間、凍結に要する時間が、美味しい冷凍野菜を作るポイントとなります。
収穫当日に選別、カット
↓
流水での洗浄
↓
ブランチング、急速凍結
↓
目視選別
↓
金属探知機
↓
箱詰めし、冷凍保管
◆作業員は、作業服・作業靴・作業帽を着⽤し、私物の持ち込みはできません
◆作業内容で作業服の⾊分けをし、帽⼦は⾊付きラインで班⻑・主任・品管識別をしています
◆工場入室の際は、作業服等の汚れや毛髪、手洗い状況などを確認し、記録します
◆使用する備品は用途により色分けされ、洗浄状況や破損状況を確認し、記録します
◆作業毎にマニュアルがあり、作業者はきちんと作業内容を理解し、作業を行っています
◆異物や廃棄率、秤や金属探知機は正常か等の確認をし、記録します
◆作業中の原料が、どこの畑で収穫したものかすぐに分かるように管理しています
◆作業中は常に班長、主任、品質管理担当者が巡回し監督しています
◆備品の洗浄方法から、全ての作業においてマニュアルがあります
◆各マニュアルに対して、きちんと実施されているか確認した詳細な記録表があります
◆万が一、変質や異物混入等があった場合は、記録表から対象商品等がすぐに把握できます
◆全ての作業が効率良く、スムーズに適確な作業ができるように作業動線が組まれ、管理されています
作業のほとんどは人の手で行われます。商品の良し悪しは工場設備や環境も大切ですが、実際に作業する作業員が自分たちの作業の重要性や作業意味、内容を良く理解している事が大きく影響します。
弊社がご案内する安心・安全な食材は、様々なマニュアルや記録表を完備し、作業員自身の教育を含めた管理を実施しています。
3.品質管理
栽培・収穫・⽣産と⼿作業が多く、作業員による⼀つ⼀つの作業が品質に⼤きく影響します。
商品は⼩さな⼦供から⾼齢者まで幅広い年齢層の⽅が⾷し、また健常者だけが⼝にするとも限りません。
栽培から⽣産まで、起こりうるリスクを把握して管理を⾏い、誰もが安⼼して召し上がって頂ける商品を
お届けするための取り組みをしています。
◆商品に携わる⼈に、どのような⽅が⾷する可能性があるのか周知徹底しています
◆⾼齢者や咀嚼の弱い⽅を前提に、筋や⽊質化など硬さには⼗分注意しています
◆野菜は成⻑しすぎると⾷感に影響が⽣じるため明確な収穫基準を設定しています
◆収穫・⽣産時、および最終包装時は弊社社員が⽴会いをしています
◆⼯場の品質管理者および弊社社員による商品抜取検査をしています
◆抜取検査では、官能・異物・サイズなどを確認しています
◆残留農薬検査および、微⽣物検査は適時実施し安全を確認しています
◆何か問題が⽣じた際は⼯場と内容共有し迅速に対応します
◆有機野菜については、厚労省登録の第三者認証機関による監査が⼊ります
◆監査は、有機野菜を栽培する畑と有機野菜を加⼯する⼯場に対して⼊ります
◆栽培から収穫、出荷に⾄るすべての⼯程の記録・管理が必須です
◆収穫数量、出荷数量なども確認し、整合性がとれているか確認されます
⼯場とは全て直接取引をして理解を深めて協⼒し、安⼼・安全な商品づくりをしています。
有機JAS認証
この認証は、栽培方法や管理体制について、厚生省に登録された第三者認証機関による厳格な監査が毎年行われる制度です。認証を維持するためには、栽培から収穫、出荷に至るすべての工程を記録・管理する必要があり、畑や工場においても、厳密な基準のもとでチェックが行われます。
監査体制
また、海外輸出時には、政府発行の許可証を取得し、収穫・生産時には当社社員が立ち会い、さらに中国政府など
輸出先の行政機関による検査も実施されます。
安全性に疑念のある食品については、輸入時に追加検査が行われるなど、国内外の二重の監視体制によって、安心・安全な製品だけをお届けしています。